世界史の扉をあけると2

<世界史の扉をあけると>の続編です

[コロナ禍のメモ]MISIAと“Black Lives Matter”

 

◆午前10時台でした。車の中で何気なくNHKFMを聞いていたのですが、“ Black Lives Matter ” について女性が熱心に語っていました。「誰だろう?」と思いましたが、火曜日はMISIAの「星空のラジオ」の再放送だったことを思い出しました。

 

◆視聴者の声も紹介しながら、50分間、反人種差別のうねりについて語り、関連の音楽を流すということ自体、素晴らしいことだったと思います。

 

◆さらに素晴らしかったのは、「黒人」という語も使っていましたが、MISIAが「アフリカ系アメリカ人」と言っていたことです。

 

◆今回のムーヴメントは、肌の色による差別に強く反対する気持ちから、あえて「ブラック」を使っていると思います。しかし、たとえば私たち日本人は自ら「イェロー」と言うでしょうか? 「ブラック」と言っても「アフリカン・アメリカン」と言っても問題は残ります。でも、自分が「イェロー」と言われた場合のことを考えると、「アフリカン・アメリカンアフリカ系アメリカ人)」を使うべきだと思っています。

 

◆そしてMISIAは、日本におけるさまざまな差別についても指摘することを忘れていませんでした。

 

◆「MISIAって、やっぱりすごいんだな」と思いました。