世界史の扉をあけると2

<世界史の扉をあけると>の続編です

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

★世界史的視野を持った「日本宗教史」・「日本思想史」へ

◆少し前ですが、毎日新聞に居駒永幸著『イギリス祭り紀行』(冨山房インターナショナル)の紹介が載っていました[6月5日付]。著者がイギリスの祭りの中に「キリスト教以前の文化の古層、森や樹木の生命力への信仰」を見出し、日本文化との共通性に感動し…

★考えさせられる、カントの言葉

●いま、世界も日本も、あまりに混沌としています。コロナ禍が続き(日本は危機的な状況です)、気候危機も顕在化してきていて、先が見えません。 ●カントの言葉を、理性批判というカント哲学の文脈から切り離し、現在に引きつけて一般化しても、理解を誤ると…

▼「メダルラッシュの Japan 」と「感染爆発の悲惨な Japan 」

▼新型コロナウイルスによるパンデミックの渦中で開催されたオリンピックが終わろうとしています。「聖なる火」が灯る中で、開催都市 Tokyo・開催国 Japanでは爆発的感染拡大が起きています。 ▼大会の運営に携わった人たちは大変だったと思いますが、1896年以…