世界史の扉をあけると2

<世界史の扉をあけると>の続編です

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

★仏教のふしぎ・その1<初期仏教>

※最終更新 2020/11/30 (21:00) ☆「仏教って不思議だな」と思うことが時々あります。その不思議さをベースに、仏教について書いてみます。 ☆ただ、読んだ文献も限られていますので、私の関心がある内容をメモしたという程度のものです。メモの観点は、おもに…

★18世紀フランスの宗教と社会(ナントの王令廃止後、ユグノーは)

◆ルイ14世のフォンテーヌブロー王令(1685)により、ナントの王令(1598)は撤回されました。この措置は、アンリ4世の暗殺(1610)後のカトリックとユグノーの対立に終止符を打ち、ユグノーをフランス国内から一掃しようとするものでした。 ◆高校の世界史教…

★あるアラム語が2年前の新訳で『新約聖書』から消されたという問題

◆「31年ぶり、0から翻訳」と銘打たれた『聖書』(聖書協会共同訳)が出版されたのは2年前(2018年11月)でした。その翻訳の一部については、拙文(「世界史の扉をあけると」)ですでに述べていますが、今回は、旧訳(新共同訳)にあったアラム語が新訳では…

☆ユーラシアの歴史の中の<阿修羅>☆

◆興福寺の阿修羅像は、多くの人びとを惹きつけてきました。8世紀(奈良時代)の彫刻ですが、まるで生きているようにさえ見えます。阿修羅像の何が私たちを惹きつけるのでしょうか? 阿修羅像は何を祈っているのでしょうか? ◆仏教の守護神としての<阿修羅…

▼新型コロナ感染、欧米危機、日本も(11/12)

★ヨーロッパやアメリカは感染爆発と言ってもいいような、危機的状況です。 ★アメリカでは、きのう(11/11)、1日の新規感染者がなんと14万人でした(累計では1040万人を超え、死者は24万人を超えています)。もしかしたら、大統領選投票日(11/3)…

★米大統領選の最終結果を気にしながら、投票のしくみをあれこれ考えました

◆日常的に非難や中傷が溢れるネット社会。そういうネット社会を最大限に利用した政治を、トランプは4年間行ってきたのだと思います。その延長上に、今回の大統領選挙もありました。 ◆そう考えると、トランプが獲得した7100万票を、単純に「すごい」とは言え…

★<バイデン/ハリス>の勝利のスピーチを聞いて思いました

◆私たちは、いま、2020年アメリカ大統領選挙という歴史の1ページを見ています。 ◆ようやく<バイデン/ハリス>のヴィクトリー・スピーチがなされました。バイデンがとても尊敬すべき人物であること、それがよくわかりました。 ★スピーチの中で、バイデンは…

★米大統領選の混乱と思想家コンスタンの言葉

※最終更新 2020.11.6 ◆11月3日に投票が行われたアメリカ大統領選挙の結果は、まだ判明していません。バイデンが勝利に近づいているように見えますが、トランプはあらゆる手段でバイデンの当選を阻もうとしています。複数の州で訴訟を起こしていますので、決…