世界史の扉をあけると2

<世界史の扉をあけると>の続編です

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【ラテン語・ギリシア語とヨーロッパ】<探究的な授業へ②>

<はじめに> ■高校の世界史の授業で言語を取り上げることは簡単ではありません。ただ、言語文化(圏)というとらえ方をすると、理解しやすくなる場合があります。ここでは、ラテン語文化(圏)とギリシア語文化(圏)を取り上げます。探究的な授業への手が…

◇書評 若松英輔『考える教室 大人のための哲学入門』

◆コンパクトですが、中身の濃い哲学入門書だと思います。なかなか、このような入門書を書けるものではありません。若松さんの思想の深さがよく表れています。 ◆「<問いを立て、対話しながら、考えを深めていくこと>、その<たましいの旅>に立ち現れてくる…

◆元号・改元<日本文化の複合性から考える>(2019年)

<はじめに> ★2019年4月1日、政府から新元号「令和」の発表があり、さまざまの感想が飛び交っています(施行は5月1日)。 ★最初は、元号に関して基本的な事項をまとめておこうと思ったのですが、自分の考えも述べることにしました。なかなかシビア…

★世界史の学び方<高校生のみなさんへ>[改訂版]

◆世界史は内容が豊富ですから、重要語句や人名・年代の丸暗記だけでは、いきづまってしまいます。 ◆では、どう学べばいいでしょうか? ポイントを8つあげてみます。 1 予習中心にしましょう。 社会科の勉強は復習中心と思ってきた人が多いかも知れません。…