世界史の扉をあけると2

<世界史の扉をあけると>の続編です

<昔は今・疫病>すでに第4波です、政府はすぐに強力な対策を!(2021.3.26)

 

▼桜の開花とともに人出が増え、新型コロナの感染も拡大しています。3月22日に1都3県の緊急事態宣言が解除されたばかりですが、今日、新規感染者は全国で2,000人を超えました。2月6日以来のことです。宮城県山形県愛媛県沖縄県は、すでに緊急事態です。大阪府も、兵庫県も、東京都も増加しています。いま手を打たなければ、4月は大変な感染状況になってしまうと思います。

 

▼緻密な対策が早急に求められているのに、政府に具体的な動きはありません。またまた後手後手の対策になってしまうのでしょう。「まん延防止等重点措置」などというあいまいな対策を遅れて出しても、間に合いません。感染拡大防止を担うべき分科会も何をしているのでしょうか?  早く波を小規模に抑えないと、政府や分科会への信頼が再び(三たび? 四たび?)失われてしまいます。「会食政治」に明け暮れている場合ではありません。

 

▼ワクチンの輸入量の予測がニュースになっています。ワクチンを自前で開発・製造できない国になってしまったことが、残念でなりません。医療が逼迫した場合、4月からの高齢者へのワクチン接種は順調に進むでしょうか? 

 

▼亡くなった人は、今日、9,000人を超えました。こういう予測はしたくありませんが、ゴールデンウィークを迎える頃、死者は1万人を超えるかも知れません。 大変な感染状況が5月まで続けば、オリンピック・パラリンピックの開催も危ぶまれることになるでしょう。